天文機器の企画・販売に携わる私たちにとって、実際にユーザーの皆さんと直接お話できる機会は何よりも貴重です。昨年の長野県小海町星フェスでの大好評を受け、今回は2025年6月6日・7日の2日間、福島県田村市の「星の村天文台」で開催された天文イベントに参加してきました。
当日は天候にも恵まれ、多くの天文ファンの方々とじっくり交流。私たちが取り扱うAIRY DISK、Svbony、Touptekの製品について、実機を手に取りながら詳しくご紹介することができました。製品に対する率直なご感想や貴重なご意見をたくさんいただいた、気づきと学びが詰まった2日間でした。

Svbony製品が大人気~撮影用と観察用の両方で注目
今回のイベントで特に多くのお問い合わせをいただいたのが、Svbonyの製品群でした。
「SVBONY SV555アストログラフ」は、ペッツバール構造を採用したAPO 243mm F4.5の写真用天体望遠鏡として大きな注目を集めました。EAFマウントキット付きでオートフォーカス機能を備えており、天体撮影や電視観望に最適な仕様となっています。「この価格でペッツバール構造が手に入るなんて」「撮影に特化した設計が魅力的」といったお声を多数いただきました。
また、「SV245ズームアイピース」も多くの方にご注目いただきました。63°の広視野とクリックストップ設計、2倍ズーム比を備えたこのアイピースは、惑星観測から月面観測まで幅広く対応します。デュアルレンズインターフェースや乱視矯正器の取り付けサポートなど、実用性の高い機能が評価され、「一本で様々な倍率に対応できるのは便利」「クリックストップで正確な倍率設定ができるのがいい」といった感想をいただきました。

Touptek製品の技術力に注目が集まる
Touptek社の製品では、「StellaVita 天体撮影 スマートワイヤレスコントローラー」が話題の中心となりました。他社のCMOSカメラや冷却カメラ、赤道儀に幅広く対応している汎用性の高さが、多くの撮影愛好家の方々から高く評価されました。「今使っている機材にそのまま組み合わせられるのは助かる」「ワイヤレスで操作できるから撮影が格段に楽になりそう」といったご感想をいただきました。
同じくTouptek社の「FS-250ACガイドスコープ」も人気を集めました。ラックピニオン式の構造が頑丈で重いアクセサリーにも耐えやすく、ガタつきが少ないため使用時の安定感が抜群です。長時間の撮影でも安心して使える信頼性の高さを実際に触れて確認していただき、多くの方から好評をいただきました。

AIRY DISK製品と昨年の実績
AIRY DISK 106APO望遠鏡については、昨年の小海町星フェスでの実績をお話しすることができました。3枚玉のうちHoya FCD100 SDガラス一枚を含む高品質な対物レンズを搭載し、昨年は「色収差が本当に少ない!」「惑星の輪郭がこんなにシャープに見える」といった評価をいただいた製品です。今回も「昨年の評判を聞いて期待していました」というお声をいただくなど、継続的な注目の高さを感じることができました。
また、AIRY DISK 60ED双眼鏡も「この軽さでこの性能は驚き!」といった評価をいただき、携帯性と性能のバランスの良さを実感していただけました。

製品の魅力と直接届いたリアルな声
今回のイベントでは、カタログだけでは伝わりにくい「軽さ」「サイズ感」「使いやすさ」など、実際に触れて初めてわかる魅力を感じていただけたことは大きな喜びです。ブースには天文ファンのベテランから初心者、業界関係者まで幅広い方々が訪れ、活発な交流が生まれました。
特に印象に残ったのは、「初心者でも扱いやすい製品がほしい」「コストパフォーマンスをもっと重視してほしい」「アフターサポートをより充実させてほしい」といったご要望です。これらの期待に応えるため、メーカーとも連携してフィードバックし、製品のさらなる改善を進めてまいります。

あなたも天文の世界へ!
今回のイベントを通じて、天文の魅力を分かち合う素晴らしいコミュニティの存在を改めて実感しました。私たちはこれからもSvbony、Touptek、AIRY DISKの高品質な機材を通じて、多くの天文ファンとつながり、夜空の魅力を共に追いかけていきます。
各製品にご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。また皆さまとお会いできる日を楽しみにしています。